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Aunaリニューアルの際にMOEGIのブレンド(配合)をどう決めたのか?という話【後編】
2021.7.6 (火)
まさか前編から始まり、中編が入って後編まで書くとは思っていませんでした。
ただMOEGIのブレンド(配合)をどう決めたのか。それを話すだけだったのに。
ここまでを振り返ると、前編でブレンドのメインに据えている「宮崎県産のほうれん草」を選んだ理由、そして中編で「Aunaのブレンド(配合)が流動的である理由」を書きました。
後編では、当初の予定通り「MOEGIのブレンド」について書きます。
おさらいすると、現時点での「MOEGIのブレンド」は以下の通り。
「宮崎県産のほうれん草・鹿児島県産の桑の葉・九州産のごぼう」
偶然なんですが、全て九州産。実は良い原料を探すと経験上、南の方に誘われます(九州だったり時に沖縄だったり)。これはきっと太陽が関係していると思うのですが、確かにより赤道に近い方が太陽が燦々と降り注ぐイメージはありますよね。
きっと北の方にも良い原料はあるはずですが、Aunaの短い歴史を紐解くと九州・沖縄に縁があるようです。
閑話休題。
実はAunaには東洋思想の五行をベースとした「5つのコンセプト」があります。
東洋思想には、森羅万象すべてのものを5つに分類できると考える「五行」があります。
五行はそれぞれ、「木」「火」「土」「金」「水」。
Aunaは五行に対応するようにフレーバーの色と名前を決めています。
「木」・・・MOEGI / モエギ
「火」・・・ENJI / エンジ
「金」・・・KOGANE / コガネ
「水」・・・未発表
「土」・・・未発表
ここだけの話、このコンセプトの考えはうまく使いこなせているわけではなく。そもそも本来の五行の色とAunaそれぞれの色が対応していなかったり、五行は季節や身体の部位も示すものなのに、その部分は一切触れられていません。
・・・などなど、いろいろ言い出すと「できていないこと」ばかり目がいってしまいますが、より皆様にAunaを手に取っていただけるように新コンセプトにリニューアル予定です。
こういう話をしたのも、実はリニューアルする上で考えたコンセプトは別にあり、それらはもうすこし直接的な表現だったのです。
ちなみにMOEGIは「innner beauty / 内なる美」で、ベースとなるフレーバーなので「まず腸内環境を整えていただきたい」と考えてコンセプトを設定していました。ちなみにこれが当初のコンセプト案です。
ここから二転三転したのですが、機能的な価値に重きを置いた表現ではなく、よりコンセプチュアル(概念的)に寄せたいという思いから、結局いまの形になりました。
なので一つの答えとしては、今のMOEGIのブレンドは「innner beauty / 内なる美」を念頭に原料を選びました、ということです。
選ぶ時の体制は、私(代表・Takk)と友人の管理栄養士(京都在住)の2人のディスカッションをベースに、パウダー化のハードルはいったん忘れて原料を選び、候補の中から商品化の可能性があるものにあたりをつけていくといった流れです。
今後については未定ですが、まずは新しいコンセプトをしっかり作ることと、それが皆様の生活に浸透していけるように繰り返しお伝えしていくところをがんばってまいります。
長くなりましたが、以上で三部作「MOEGIのブレンド(配合)をどう決めたのか?」を一旦の完結とします。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
「MOEGI / モエギ」のページもぜひ、ご覧になってくださいね。
文 / Takk.