Aunaに甘味料を入れない（最近気づいた）理由。

Aunaはプロダクトの構想当初から、「余計なものは入れないでおこう」。そう考えていました。

だから添加物は入れずに完成させたし、原材料以外に唯一入っているのは、パウダー化の際に粘度を落とすために必要な“粉末セルロース”のみ。しかも、これも原料会社が数あるセルロースから医師に相談した上で選択しているものだそうです。

※ちなみにセルロースについては、この説明がわかりやすい。

植物細胞の細胞壁および植物繊維の主成分で、天然の植物質の1/3を占め、地球上で最も多く存在する炭水化物である（Wikipedia）

さて、そのような考えだったから製造開始当時から甘味料も入れないことを自然に決めたし、今まで一度も入れたことがありません。それは「自然な決定だったから」と言ってしまえば、それで話は終わりなんだけど、最近になって気づいた「Aunaに甘味料を入れない理由」もありました。

それは「無為に還す」というテーマを決めた時から、ぼんやりと頭にあったもの。

最初から何も入れなければ、後から何かを入れることはできる。でも最初に入れてしまうと後から入れることはできないから。

すこし難しい言い方ですね。

単純に言えば、「甘さもみんながそれぞれ決めればいい」ってことです。

何も甘くするのが悪いことだと思ったことはありません。

ただ自然の味を大事にしたいから、余計なものは入れないでおく。

でも、たまには甘さも欲しい。それなら、あとから蜂蜜を入れることもできる。

そうやって作るAunaのバナナジュースは、栄養たっぷりでおいしいです。