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Aunaのブレンド(配合)が流動的である理由。

2021.6.15 (火)

Aunaのブレンド(配合)が流動的である理由。

MOEGIのブレンド(配合)をどう決めたのか?という話の前編を書いてみました。

前編では、MOEGI / モエギという名前を決めた背景や、「宮崎県産のほうれん草」をメインに据える理由をお伝えして、後編では、ほうれん草以外のMOEGIのブレンド(配合)をどうやって決めたかをお話しようと思ったのですが。よく考えると、その前にAunaの基本的なコンセプトをお伝えした方が良いですね(したいです)。

実はMOEGIに限らず、今までもAunaは何度も各フレーバーのブレンドを変えています。そして、おそらくこれからも固定はせず、その時その時でベストだと思うブレンドをしたいと考えています。

その理由はパッと思いつくだけでもいくつかあるのですが、まず扱っている原料が自然由来のものなので、いろんなことが流動的という事情があります。

すこし想像力がいるのですが、例えば「その年の気候などが影響して収穫量が大きく変動する」とか、何らかの理由で「畑から例年通りの野菜・果物がとれない」など。様々な要因が影響しあって原料の価格が変わることがあります。

モノづくりをするメーカーである以上、特別なことではありませんが、そういった事情もあってブレンドは固定していません。

あとはポジティブな理由も。むしろこっちがメインとなる理由です。

Aunaの製法でも書きましたが、Aunaのスタンスは以下の通り。

前提として、私たちは“高品質”を目指します。Aunaが考える“高品質”は、以下の通りです。

  • 良い原料を選ぶ。
  • 高い技術力でパウダー化をする。
  • コンセプトに合わせた最適なブレンドをする。
  • 余計なものを一切、添加しない。

つまり、良い原料を選び、高い技術力でパウダー化&ブレンドする。といった話ですが、世の中には多くの野菜・果物パウダーがあります。Aunaをはじめてから私も多くのパウダーを目にしてきましたが、まだまだ知らないものもたくさんあります。

それゆえ、良いものが見つかったら積極的に取り入れていきたい。だからこそ、ブレンドを固定するのではなく、余白を残したまま、未だ見ぬ完成を目指して変わり続けたいと思うのです。

ちなみにMOEGIをリニューアルした今回、「おいしい」「飲みやすい」という声を以前よりもお聞きする機会が増えた気がします。皆様の声を聞きながら、歩みを止めずに変わり続けるAunaをどうぞお楽しみください。

リニューアルしたMOEGIは以下からご購入いただけます。

文 / Takk.